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古文文法テスト

らむ・けむの例文,動詞の接続

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問題



安倍晴明の発言・・・・」と言ふ声聞かせたまひ(形)けむ(過去推量,連体形),さりともあはれに思し召しけむ(過去推量,終止形)かし.大鏡,花山院の出家



・・・」という声をお聞きになったのであろう,花山天皇は覚悟の上での出家であっても感慨無量にお思いになったことであろうよ.

御後ろをや見まゐらせ(形)けむ(過去原因推量,連体形),「ただいま,これより過ぎさせおはしますめり.」といらへけりとかや.大鏡

(陰陽師の安倍晴明が)花山天皇のお後姿を見申し上げたのであろうか,「ただいま,ここをお通りあそばすようだ.」と答えたとかいうことだよ.




日ごろ,よく,御弟子にて候はむと契りて,すかしまうしたまひ(形)けむ(過去伝聞,連体形)が恐ろしさよ.大鏡

日ごろよく,道兼も花山天皇といっしょに出家するからと約束してだまし申し上げなさったということの恐ろしさよ.





恨みを負ふ積もりにやあり(形)けむ(過去原因推量,連体形),いとあつしくなりゆき,源氏物語,光源氏の誕生

桐壺更衣は恨みを買うことが積み重なったのであろうか,ひどく病気がちになっていき,



前の世にも御契りや深かり(形)けむ(過去原因推量,連体形),世になく清らなる玉の男皇子さへ生まれたまひぬ.源氏物語

帝と桐壺更衣は前世でもご因縁が深かったためであろうか,世になく清らかな玉のような皇子までもお生まれになった.





行平中納言の「関 吹き越ゆる」と言ひ(形)けむ(過去伝聞,連体形)浦浪,夜々はげにいと近く聞こえて,源氏物語,須磨の秋

昔在原行平中納言が「関吹き越ゆる」と詠んだとかいう浦浪の打ち寄せるのが,夜ごとになるほどその和歌の通りたいそう近く聞こえて,



思ふ方より風や(係り結び)吹く(形)らむ(現在原因推量,連体形)

とうたひたまへるに,人々おどろきて,めでたうおぼゆるに,

恋しさに堪えかねて泣く声によく似ている浦浪の音は,私のことを思う人のいる都の方角から風が吹くからであろうか.

とお歌いになっていると,人々は目を覚まして,光源氏の和歌がすばらしく感じられるにつけても

須磨(すま):かつて在原行平が流されたところ



また添ひ苦しうもあらむず(形)らむ(現在推量,終止形),とおのおの思へりけるほどに,紫式部,無名草子

また,付き合いにくくもあるだろう,と女房達がそれぞれ思っていたところ,



いさ.よそには さもや(係り結び) 定めはべる(形)らん(現在推量,連体形).おもて歌,無名抄

さあ,どうだか.世間ではそのように決めているのでしょうか.



ただ空に身にしみ(形)けん(過去推量,終止形)かしと思はせたるこそ,無名抄

ただ読者に想像の中でさぞ身にしみたことであろうと思わせているのが,













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